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総力特集!ベルサイユのばら

少女マンガの代名詞---ベルサイユのばら

 この作品を抜きにして少女マンガは語れないと言えるだろう。読んだことはなくても、その存在を知らない日本人はいないのではないか。

 1972年、週刊マーガレットで『ベルサイユのばら』の連載が始まった。フランス革命を舞台に、史実を元にして描かれたこの作品は連載中から大人気となり、連載終了後の翌年、宝塚歌劇団で舞台化されると、日本中に一大「ベルばらブーム」が巻き起こる。少女マンガがこれほど多くの人に支持され、社会現象までになったことは、正に文化的な大事件であった。

 『ベルサイユのばら』が発表されるのに前後して、萩尾望都、竹宮恵子、大島弓子らがそれまでの少女マンガの枠を超えた作品を次々と発表する。『ベルサイユのばら』、また彼女たちの作品によって、それまで、少年マンガよりレベルが低いと評価されがちだった少女マンガは、一挙に少年マンガと同レベル、もしくはそれ以上の高い水準を持ったジャンルとして確立した。

 『ベルサイユのばら』で描かれる壮大な物語と華麗なドラマは、30年たった今も全く色あせることがない。当時の読者が夢中になったように、今日も私達を魅了し続ける、少女マンガの代名詞と言って過言ではない名作である。



【ストーリー】


 1755年、オーストリアの女帝マリア・テレジアの第9子として生まれたマリー・アントワネット。14歳になったアントワネットは、フランス王家に嫁ぎ、フランス王太子妃となる。
 天真爛漫なアントワネットを護衛するジャルジェ将軍家の末娘、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェは、学問や剣を学び、軍人として育てられた。
 1744年、パリの仮面舞踏会へお忍びで出かけたアントワネットは、スウェーデンの貴公子フェルゼンと出会う。3人を巡る運命の歯車は動き始めた―――
(C)池田理代子プロダクション 人物相関図

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